鬼の子あかたろうの話で、あかたろうが外から戻ってくるとお母さんがいなくて、おばあちゃんちに電話をしてみると... という内容です。
あかたろうがお母さんを、家中、次々探して回る時に、その場所にいないと分かると、どんどんどんどん、クリクリ目玉が小さくなっていって、しょんぼりしていく描写が可愛らしいです!
思い立って色々なところに電話をして、それでもめげずに追跡するところも微笑ましいし、戻ってきたお母さんとのやりとりも実に可愛いです。
数字が読めるようになった息子には、あかたろうが電話をする時の数字の場面が面白いようです。
正直言って、どちらかというと苦手なタッチの絵にも関わらず、とても気に入りました。子供が面白味が分かるのは、3歳過ぎてからのような気がします。お薦めです。