もぐらさん一家の部屋の間取りに見惚れてしまいました。先祖伝来の穴掘り術の巻物を開くおじいちゃんの笑顔がとても嬉しそうでした。食事の後片付けに甲斐甲斐しく働くおとうさんにも好感が持てました。おかあさんのもぐれさんは、大切にされていると思いました。おとうさんがビールで、おじいちゃんが熱燗にも微笑ましくなりました。たった一人でトンネル堀を始めたもぐもぐの、「ぼく ひとりだって、できるもん」に、家族全員にいつも構ってもらっていて、大切にされていると思いました。家の中が水浸しになって大変なのに、「大雨でも降ったかな?」のもぐるさんの言葉に爆笑してしまいました。とっても大らかで大物で頼りになるおとうさんだと思いました。とても楽しい絵本でした。