作者はあの「ぞうのエルマー」の作者、デビット・マッキー。
「せかいでいちばんつよい国」は、“自分たちの国になれば、皆同じように幸せに暮らせる”と、どんどん世界を征服し、とうとう残るはちいさな国ひとつのみ。
すべてを自分の国に、と考えた大統領は、小さな国を征服しに行くが・・・
かなり重い内容の「戦争と平和」をテーマにしているのに、子供にもわかりやすく、楽しげに描かれている。
この絵本の本当に伝えたいことを、子供が理解するにはまだ難しいかもしれませんが、子供レベルでの「幸せなことって」ということは充分伝わっているはず。
世界のどこかで、争い事が起こっている今日。
世界の子供たちが、この絵本を読んで、何か感じることができればいいなぁと思います。