息子がぐるぐるまわる仕草をすると、
「バターになっちゃうよ!」とよく言っていた私。
息子はその言葉を覚え、意味も分からず、
「バターになーれ、バターになーれ」と言いながら、
ぐるぐるまわるようになりました。
ちょっと前にチャレンジして読み聞かせた時は、
お話が長くて途中で飽きてしまいましたが、今なら大丈夫かな?と、
早速読み聞かせをしてあげることに。
読んでいる自分も懐かしい気持ちになりますね。
と同時に、こんな内容だったのか!と新たな発見も。
息子は、靴をみみにはけばいいですよと言ったさんぼのひとことに、
トラが、「な、なるほどね」というシーンが大好き。
ここを読むときは必ずクスッと笑います。
そしてバターになるシーン。
ああこれかぁ!という感じですんなり受け入れてくれました。
最後のホットケーキを食べるシーンもまた大好き。
169個もたべましたというところで、いつも大騒ぎ。
それ以来、何か大きい数を表現する時には、
169という数字をよく使っています。
名作は世代を越えてもやっぱり子どもの心に響くんだなぁと、
そう感じた一冊です。