我が家で読むマドレ−ヌシリ−ズはこれで4冊目。(クリスマスシ−ズンに読みたかった!でも、地方の図書館じゃ競争率高くて借りられません。笑)
他のに比べると、全ペ−ジカラフルで・・・私はどちらかというと、初期の(瀬田貞二さんが訳してる頃)シリ−ズの方が好きだなあ。
ちょっと変わったクリスマスのお話。だって、クリスマスイブだというのに、全員(ねずみまで)風邪で寝込んでるし、そう元気なマドレ−ヌ以外は・・・。みんなのお世話をしてるマドレ−ヌの前に現れたのは、サンタさんではなく、じゅうたん売りの商人だし、しかもこの商人、実は魔術師というのだから・・・。魔法が使えるのに、わざわざじゅうたん売ったり、自分が凍っちゃうとこなんか、笑えます。
不思議な魔術のおかげで、12枚のじゅうたんが空をとび、家族に会いに行くシ−ンは、じ−んとなります。寄宿舎自体、なじみの薄いうちの子たちも、やっと、家族と離れて暮らしてることを理解できたようです。