ママとママの友達と一緒にやってきた主人公のマルタン。
年の頃は、幼稚園か小学校低学年というところですが、大人の会話に飽きて、机の下にもぐりこみます。
もぐりこんでみると、大人たちの靴が会話に出てくる物と同じ姿に見えるから不思議です。
飛行機とかワニとかオオカミとか、とても発想が素敵で、自分が主人公になったような気分にさせてくれます。
それにしても、子供というのは机の下にもぐるのが大好きですよね。
子供にとっては、もしかしたら大人たちの靴はこんな風に見えているのではないかとも思えてしまいます。
フランスの絵本ということで、食事風景もワインがあったり、会話が弾んだりしていて、興味をそそられました。
その発想に脱帽の一冊です。