りすが冬ごもりをしている表紙が印象的で、冬の時期にぴったりかなと思って読んでみました。
各見開きの頁で、主人公の動物が違い、それぞれにちょっとしたストーリーのようなおしゃべりがなされます。
動物界の生態もわかり、弱肉強食的な面もありますが、動物たちがどんな生活をして何を食べているのかがわかります。
絵はとてもきれいで、生物好きな息子にとっては内容的にも満足できたようです。
どちらかというと動物系や理科系が好きなお子さん向きでしょうか。
私にとって興味深かったのは、動物というよりも植物でした。
読み物の中に植物がよく出てきても「トウヒ」や「オートムギ」はどんなものか見たことがないので想像がつかず、初めてこんな形とわかりました。