しりとりがだいすきな…とあるので、もっともっとしりとりが続く展開を期待しすぎたのでしょうか。おうさまの前に現れたお料理のしりとりは、やや満足感が足りなかったというか。
アスパラ→□□□□→プリンだったら、□の中に、ラーメンはいきなりすぎるかな。ライス→スープ→プリンという展開だったら、小学生でもすぐできるので、作者は答えを読者に求めたのかもしれませんね。
小さい子には、このくらいのしりとり遊びがちょうどいいかもしれません。絵を見ながらものの名前を覚えることもできるし、おうさまといっしょに次の料理はなにがくるのかなってわくわくできるかもしれません。
しりとりの言葉遊びよりも、話の展開のおもしろさを重視するなら、この本をおすすめします。