「くまのがっこうのくまたちは 1、2、3、4・・・・ぜんぶで12ひき」
そのうち、11番目までが男の子で、12番目がたった1人の女の子、この子が「ジャッキー」です。
この兄弟構成がいいよね。
そして、ジャッキーは、いちばんのおチビさんで、いちばんのいたずらで、いちばんのきかんぼうで・・・でも、実は、みんなの『おねえさん』気分。
今日は、ジャッキーの誕生日で、お兄ちゃんたちは、大忙し。
ケーキ作ったり、飾りつけしたり、プレゼント包んだり、楽器の練習したり、劇のけいこしたり・・・
その横で、待ちきれなくなったジャッキーはというと、洋服をとっかえひっかえ、最後には、自分が、劇のおひめさまをすると言い出す。
でも、はりきりすぎたジャッキーは、本番のお誕生日会が始まったときには、あんまりうれしすぎて、熱が出ちゃう(^^;;;
つも、マイペースなジャッキーと・・・
いつもいつも、ジャッキーのやんちゃぶりに、振り回されているおにいちゃんくまたち。
でも、最後は、いつも、ハッピーハッピーで終わる。
やんちゃで、きかんぼうで『こまったちゃん』なところもあるけれど、どこか、にくめない、愛すべきキャラクターのジャッキーがかわいい絵本です。