2歳の娘には、かなり難しい本だったけれど、大自然の中で迷子になった女の子の心情の動きがとてもすばらしかった。
都会に住む娘がまず体験することの無いだろう世界・・・そんなお話だからこそ、もう少し娘がお姉ちゃんになったら、もう一度改めて読んであげたい本です。
バスに乗り迷子になった女の子が畑を走り抜ける5〜6ページをまだ字が読めない娘は、本の雰囲気をつかんで、「帰らなくっちゃ、帰らなくっちゃ・・・」と声に出し、最後に家に到着するページで「あっ、お家ついた、良かったぁ」と言って満足げに本を読んでいます。 難しい本ではあるけれど、娘には違った意味で楽しそうに読んでいます。