ひだ きょうこさんの絵が好きです。
森にひとりぼっちで暮らしているかややさん、淋しく思っていたら動物たちがやってきて仲良くなります。でも楽しいときもつかの間、冬が来ると動物たちは眠ってしまってまた淋しい日々に逆戻り。冬を村で過ごしたかややさんは春になるとすぐに森へ帰ります。次の冬は眠った動物たちを連れて村へ。今度は淋しくありません。村の子どもたちもかわいらしい動物たちが大好きになってしまい、起きている動物たちに会いたいと森へ遊びに来てくれます。最後は動物たちのオンステージ。
ちょっと終わり方があっけない気がしましたが、ほのぼのとしたおはなしで、ひださんファンの私は絵をすみずみまで眺めてとても楽しめました。森での暮らし、とってもすてきで憧れてしまいます。4歳の娘も楽しんだようで、しばらく「ヤヤヤ」と歌っていました。