ちゃんとご飯食べなさい
人に優しくしなさい
ちゃんと勉強しなさい
というアプローチではなく
自分の中に
自分のことを考えてくれる
友だちがいる
と思えたら
自分のことを大事にする
つまり
自分の友だちを大切にするということにつながるのではないでしょうか。
自分の中の友だちという考え方が
すごくイメージしやすいなあと思いました。
この物語のいいなあと思うところは
赤ちゃんのときだけじゃなくて
子どもになっても
結婚しても
中年になっても
高齢者になっても
ずっとずっとずっと
そばにいるっていうところ
そして
さらに
死んだあとも
この三人の友だちは
バラバラになるけど
まだ働いてくれる
死んでも
ハートおばさんが
君がまいたタネを育ててくれると思えたら
死ぬことがちょっぴり怖くなくなる、かもしれません。
絵もユーモラスでいいなあと思いました。