図書館で手に取りました。まずは表紙の可愛さに惹かれ、ぱらぱらっとめくって見た感じでほれぼれです。図書館からの帰りは、早く読みたいという気持ちでワクワクでした。
“絵本というモノが欲しいのではありません。絵本を通じて得られる「幸せな時間」が欲しいのです。”
はじめに、に書かれていた一文。すっと肩の力が抜けた気がします。ついつい、この絵本からは〜のような気持ちをくみ取って欲しい、〜のような事を身につけさせたいからこの絵本、など絵本を、言葉は大げさですが「教育の一環」という視点で捉えることも無きにしも非ず・・・。これが絵本選びを一層難しくさせていたんだなぁと感じました。
もっと単純に、「幸せの絵本」から、子どもと一緒に絵本を読む事の幸せを感じられたらそれこそが幸せ!と思えました。
この本を手に取って、それまで他社から毎月絵本の配本をお願いしていたのをやめました。自分で娘達の事を考えながら絵本を選びたい!読んだ後の笑顔を想像しながら絵本を選びたい!という気持ちがむくむくわいてきたからです。この本を手に取ってからのワクワク感は今も続いています。
まだ全て読み終えてはいませんが、今のこの楽しい気持ちをもらえただけでもこの本は最高の一冊です!