「よるくま」は、夜みたいに黒くって、胸にはお月様がひかってるぼくの友達。なんだか、あたたかい本です。
先日、図書館で、この「よるくま」のつづき?「よるくま クリスマスのまえのよる」を見つけたので、さっそく借りてきた。
クリスマスの前の晩、ぼくは、不安な気持ちでいっぱい。「クリスマス、いい子にはサンタさんがやってくるけど、悪い子には?」って。
そんな不安な思いでベッドに入っている時に、よるくまがやってくる。サンタさんを知らないよるくまに、クリスマスツリーの飾りを見せて、ぼくは、サンタさんを教えてあげる。
そして、「ぼく、よるくまに、サンタさん、してあげようか?」って。
これがほしいっていうツリーの飾りを、よるくまにあげる。そのあげた飾りの飛行機に乗って、ぼくとよるくまは、空を飛び、よるくまは、おうちに帰っていく。
ふと気付くと、小さなぼくがいて、よるくまをサンタさんからプレゼントしらったぼくが、うれしい、うれしいって言ってる。
「もう心配しないで、あったかいおふとんにくるまってゆっくり目を閉じてごらん。」って声が聞こえる。おやすみ、メリークリスマス。
なんだか、幻想的っていうか、ほんのり暖かい気持ちの残る絵本です。
絵がいいのかな。夜の真っ暗な感じと、よるくまや、ツリー、ぼくのほんわり暖かい感じが、とてもいいなぁ。
子供たちは、真剣に聞いていたけれど、このストーリー、ちょっと難しいかな?わかるかな?
そのへんが私にもよくわからないところです(^^ゞ
子供にウケるというよりは、読んでるこちらが、ほんわり暖かい気持ちになれる絵本です。