前作「よるくま」もかわいいけど、この作品のよるくまちゃんはもっとかわいいです。くま好きのお母さんにもおすすめです。
表紙を開くとすぐお話が始まっていて、3頁目にタイトルが入るという絵本にしてはめずらしい作りですが、その最初の2頁分で「わるいこにはサンタさん来ないかしら」と心配する男の子が描かれていて、タイトル頁をめくると、よるくまちゃんが登場します。最後は「もう心配しないでおやすみ」となります。
親はいつも子どもを叱ってばかりだけど、「どんなに叱っても、あなたの事が大好き」という気持ちが、娘に伝わって欲しいと思いながら一緒に読んでいます。