どんなかんじかなあ…
目が見えないって、耳が聴こえないって、動けないって…
目が見えないから聴こえる音、耳が聴こえないから見えるもの…
見えるひと、聴こえるひとの何倍も。
娘に「もしかすると、目が見え、耳も聞こえる私たちは、半分の機能しか使ってないのかもね」と言うと、「すごいねぇ、すごいねぇ」と感心していました。
さらに、「目が見えないなら、耳を120%使わないと、命の危険だってあるんだよ。だから、眠っている能力が発揮されるんだね」と付け加えると、「足りない部分は、まわりも補ってあげないといけないね」と言っていました。
相手を理解できる。
すごい能力に気づくことができる。
関心をもつことができる。
誰かの力になりたいと思う。
押しつけではなく、しぜんとそんな思いが芽生える一冊でした。