図書館でたまたま息子の目に留まり、借りて読みました。
やぎのびりいは毎日ご主人から食べ切れないほどのえさをもらって、食べては遊び、食べては眠る生活をしていましたが、ある日、ご主人夫妻が「そろそろびりいを食べてもよくなったね」と話しているのを聞いてあわてて逃げ出します。そして道中、びりいと同じように太らされている豚、がちょう、おんどり、子羊に出会い、皆で一緒になって森の中に新天地を求めます。森で5匹は家を建てますが、森には狼がいました。狼は家にやってきますが、5匹が協力して追い払います。
ブレーメンの音楽隊の別バージョンのようなお話です。
5匹との出会いの場面が繰り返される部分が3歳の息子にはちょっと退屈だったようですが、牧畜世界の田舎暮らしが伝わってくる楽しいお話でした。