新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

話題
ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

  • かわいい
  • ためしよみ

シリーズ 核汚染の地球(2)ムスタファの村」 はなびやさんの声

シリーズ 核汚染の地球(2)ムスタファの村 写真・文:森住卓
出版社:新日本出版社
税込価格:\1,650
発行日:2009年04月04日
ISBN:9784406052375
評価スコア 4
評価ランキング 33,087
みんなの声 総数 1
「シリーズ 核汚染の地球(2)ムスタファの村」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く
  • 戦争の傷跡

    地雷除去活動があるのは知っていました。

    この本を読むまでそれが劣化ウランで作られていることは知りませんでした。

    「劣化ウランは原子力発電用の燃料や核兵器を作る時に出てくる放射性廃棄物(核のゴミ)」です。

    イラクの子どもたちに湾岸戦争後に白血病が増えているのは、この劣化ウラン弾のせいではないかと言われているのだそうです。

    核の平和利用として始まった原子力発電、でもその発電で使われた放射性廃棄物が武器として使われていたということは知りませんでした。

    この本を見つけたのは、放射能関連の本を探していた検索過程です。

    福島の原発事故で今後日本の子どもたちに甲状腺がんや白血病などが出てくるのではないかと危惧する中この本にも目にしたのですが、

    戦争の傷跡というのは終わっても尚心にも体にも残るものであることを痛切に感じました。

    子どもたちがカメラに向ける目はあどけなく無邪気であり、不幸な状況であることを忘れてしまいそうになります。

    表題になっているムスタファは9歳の少年で白血病の治療をしています。

    9歳といえば私の息子と同じ年です。そのような年齢の子どもたちが白血病で苦しんでいることに憤りを感じました。

    今回の福島の事故以来いろいろと考えました。

    人類は原子力に手を出すべきではなかったのではと。人たび暴走すれば人の手に負えず、人々を被爆に追い込む放射能の恐ろしさ。

    唯一の被爆国であった日本は、その恐ろしさを本当に考え続けるべきだったと思います。

    子どもたちがこのような悲劇に襲われないように、核廃絶を強く望みます。

    投稿日:2011/07/31

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「シリーズ 核汚染の地球(2)ムスタファの村」のみんなの声を見る

「シリーズ 核汚染の地球(2)ムスタファの村」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

しろくまちゃんのほっとけーき / はらぺこあおむし

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • おばけずし
    おばけずし
    出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
    なんと! おばけも おすしが 大好き!?苅田澄子&柴田ケイコのユーモア絵本


絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

みんなの声(1人)

絵本の評価(4)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット