「うんこ」ファンになったことから見つけた一冊。「うんこ」とはものすごいギャップがあり驚きましたが、サトシンさん、西村敏雄さんの幅の広さに何回も読んでいるうちに感動するようになりました。
しろなこかあさんとくろねことうさんから生まれたあかねこ。家族みんなに「かわいそう」と思われるが、「わたしはあかねこ」のタイトル通り、強く生きぬくあかねこ。
あかねこの強さを感じる一方、家族の優しさも感じます。どうしてもあかねこの強さを応援したくなりますが、家族の「かわいそう」という本音にも共感してしまうのです。
いろいろ考えるきっかけになる一冊でもあると思います。なにはともあれあかねこが幸せになってくれて、おじさんは嬉しいです!