もしもあなたが大きなお屋敷に住んでいて、いくつも部屋が余っていたとしたらどうするでしょうか?
この絵本は、なんとも外国らしい羨ましいほど大きなお屋敷が舞台になっています。
クリストファーは、お母さんと大親友のねずみのスキーニーと一緒に大きなお屋敷で暮らしています。
お母さんはいつも大忙しで、自分の好きなことをする時間もないほど。
やらなければならないことを「やることリスト」に書いているのですが、それもどんどん増えていくばかりです。
ある時クリストファーはおうちを失ったおばさんに出会い、「それならうちにひっこしてきたら?」と提案します。このおばさんを皮切りに、クリストファーは行くところがない人たちに自分の屋敷へ来るよう次々誘っていくのですが…?
この行くあてのない人達が家を失ったわけが普通では考えられない理由で、なんともユニークなのです。クリストファーのお屋敷に引っ越してからは、自分達がやりたいことを好きなようにやるのですが、おかげでお母さんの「やることリスト」から用事がひとつずつ消えていきます。
でもこれだけ住人が増えても、最初のうちお母さんは全く気付いていないなんて!
そんな天然とも言えるべきお母さんですが、お仕事は一体何をしているのでしょうか?
忙しそうなお母さんの絵から、あなたも想像してみてくださいね。
ちなみに私が考えた答えは、伝書鳩を使った郵便屋さん?でした(笑)