つよしとけんたは、地面に穴をほって、地球の裏側を目指します。
英語ができる姉も一緒に、ペンフレンドがいるアメリカを目指します。
初めて読んだのは、息子が3歳のときでした。
なぜだか気に入ったようで、繰り返し繰り返しリクエストしてきました。
息子はこの絵本で、地球が丸いことを知りました。
アメリカに向かうため、
まっすぐでなく、ナナメに掘っていきます。
そのため、ページを少しずつ回転させながら読んでいく構成です。
それもまたおもしろいです。
土中に埋まっているものも、
日用品から化石など、
掘っていくうちに変化していきます。
大人が読めばあり得ない展開だけれども、
子どもの夢が詰まった本です。