やっぱりそうだったんですねぇ〜。
初め、小さいお子さんも楽しめそうな駄洒落満載の作品だな〜と笑って読んでいたのですが、“つるつる つるつる つるつるめん でました わたってください こどもたちGO・・・”あたりから、おや?
そしてたたみかけるような“こどもたちGO”に、これは長谷川先生から、未来を担う頼もしい子どもたちへのメッセージなのだと気付きました。
直接・二次的にあるいはマスメディアを通じて三次的に、自覚症状も無く、心に暗いものを抱え込んでしまっている子どもたちへのエールなんですよね。
わたしもついついジーンとして、涙ぐんでしまいました。
確かに大人も子どももみなたくさんのものを失った災害でした。
災害直後、映像でその被害の甚大さを目にし、絶望に打ちのめされました。
しかし、繰り返し流れる映像の中、日増しに現地の子どもたちの元気さ明るさ頼もしさに気付き、“希望の光”を見ました。
長谷川先生同様わたしも、この国の子どもたちの限りない力を信じています。
この作品は、力を落としている大人の方たちにも読んでいただきたい作品だと思いました。
先頭を行く頼もしい子どもたちの後ろをしっかり固め、わたしたち大人もGOですよね。