小学生の息子が久々に大笑いした絵本です。
男の子がすごい大きなクシャミをしたら、クシャミと一緒に頭の中のものが全部出て行ってしまうというアリエナイお話です。
数字を始め、歴史や大好きな恐竜、野球チーム、クリスマスの思い出・・・
どんどん出て行って頭の中がカラになっていくうち、その男の子は勿論、読んでいた息子も何となく悲しい気持ちに・・・
でも!男の子が泣きたくなって、鼻をグスンとすすり上げた途端・・・
なんと、出て行ったものがヒューッと鼻の中へと吸い込まれて行くではありませんか!
息子は特に、レーズンを食べてる野球選手に大笑い!
とにかく奇想天外な発想にビックリ、大爆笑!
その様子に全く慌てる様子もない冷静なママもある意味スゴイ。
「スクワント」「ピルグリム」という耳慣れない言葉はありましたが、アメリカの歴代大統領の名前や、恐竜の名前にも詳しくなれそう。
起承転結が見事で、最後のオチまでしっかり笑える1冊です。