昔話を武田先生がというので、興味津々で読みました。
なんと、武田先生の徳島のおじいちゃんが、語ってくれた怖いお話だそうです。
主人公はいたずら大好きの山伏さん。
何か楽しいいたずらがしたいと歩も軽く野原をてくてく歩いていたら、道端でうとうとしているきつねを見かけ、・・・。
悪いですねぇ〜。
大音響が絵本から飛び出してきそうでしたよ(笑)。
このあとのきつねの見事な仕返しが、とにかく怖い、怖いですね〜。
これは親子でというよりは、教室で皆でキャーキャー言いながら聞いて欲しいお話です。
葬列のどーん ちーん かーん の音も不気味。
棺桶の埋まった土が持ち上がる音。
棺桶の蓋が開く音。
死人の目の動き・這い出す動き、コワ〜〜〜ッ!
そしてなんといっても ばっちりー ですよ。
なんかわかんないけれど、この平仮名の ばっちりー は迫力があります。
そして、騙された事に気付いた山伏さんが、最後にきつねたちと笑いあうところがなんとも爽やかで素敵でした。
来年の夏に向け、読み方を練習しま〜す。