学童で3年生の女の子に読みました。
「今みたいに 時間ぴったりにきちんと起こしてくれる
目覚まし時計がなかった時代のお話です。」
そんな前置きをしてから読みました。
すると「本当の話?」と とても興味津々の様子でした。
町の人を起こす方法のユニークさに
「うわっ〜」「すごっ」なんて言ったりもしていました。
また、メアリー・スミスの表情の変化にも気づいて
指をさしてにこっと笑ったりしていました。
朝の仕事に向かう際の揚々とした表情、
仕事を終えた後の誇らしげな表情、
子どもと豆を吹く特訓をしながら大笑いしている表情の3場面です。
はつらつと仕事をこなすメアリー・スミスが
実は家に帰ったらお母さんだったという展開も
私が絵本を読むのを聞いてくれた女の子には
嬉しかったのではないかな…
そんなふうにも感じられた絵本です。