おじいいちゃんが孫に靴ひもの結び方を教えている、ピアノを弾いたり野球を教えたり
このふたりの関係はごくあるおじいちゃんと孫の幸せな関係です。
でもこのおじいちゃんの生きてきた中にはこんなことがあったんだよ
孫に伝えたのは 黒人であることへの差別
黒い手でパン作りをさせてもらえなかった 悔しさ!
しかし このままで終わらず黒人差別に対して反対の運動を起こしたこと、その中で勝ち取った 平等!
孫の時代には人間は白人であろうが黒人であろうが 平等に生きられるんだよ
おじいちゃんは、孫にそう伝え、そこへ至るおじいちゃんの悲しみと戦いの生き様を伝えています
人間の尊厳、平等の精神をこれからも守り引き継ぐために
この絵本は 静かに 力強く語ってくれます
高学年の子どもたちには読んであげたい本です
大人が子どもに伝えていくことの大事さが分かります
良い絵本に出会えました!