7歳の娘と読みましたが、ちょっと難解なようでした。
子どもの頃から大人になるまでに
主人公の呼び名が何回かかわっていきます。
大人はそこにも何か感じ取る(「ミス」と呼ばれているところでずっと一人で過ごしてきたのかとか)のですが
娘にはややこしくなるだけのようでした。
男女平等を言われて久しい世の中ですが
女が一人で世に何かを残すことは
男の人がするより、ハードルは高いのは、昨今を問いません。
ルピナスさんが今に至るまでに耐えたりあきらめたりしてきたことが行間に見えるような
ちょっと切なくなる一冊です。