とにかく元気な女の子が主人公です。
今日は、おかあさんと大きなお店にお買い物のお出かけの日です。
朝からワクワクソワソワしているようで、有難いお手伝いをしてくれちゃいます。
ホント親にとっては、かえって仕事が増えちゃうようなお手伝い。
絵本で眺めているぶんには笑えますが、私もこのおかあさんと似たような経験がありましたが、おこっちゃったっけなぁ〜。
でも、このけなげな気持ちを大切にしてやれればよかったのになぁ〜、なんて少々反省。
なにせ修行の足りない上に、目の前のことで手一杯だったもので、・・・。
息子よ、あの時の母を君の寛大な心で許してくれ。
さて、いよいよ出発。
バスの中の女の子の様子も、あるあるぅ〜〜〜。
大きなお店の中で、目に留まったおもちゃ売り場の可愛いグランドピアノ。
釘付けの女の子は、ここを動かない約束で、ピアノ演奏に興じていたら、・・・。
「ねえ おかあさん」って呼びかけるシーンが9回。
それ以外でも口にしたり心の中で叫んだ「おかあさん」は8回ほど出てきます。
子どもにとって大切な心のよりどころ、それはおかあさんなんですね。
「おかあさん」「おかあさん」の連呼で、疲れちゃう日もありますが、呼ばれる喜びをもう少し噛み締めていようと思わせてくれる作品でした。