震災が起きて、津波が起きて、近所のと知り合いやクラスメートの家族が行方不明になったりしたシーンは教室ががらんとしている雰囲気で、全体の辛かったり悲しかったりする気持ちが伝わってきました。
ただ、主人公が小学校の低学年くらいの女の子の設定で書かれているのですが、
内容や「たんぽぽ」を平和の象徴というか比喩のように使っているあたり、あまり年齢が低い子さんには抽象的で、伝わりにくいかな?と、感じました。
(絵は山本省三さんが描いていらっしゃいます)
主人公たちの年齢をもっと上げて、中高校生向きに描いてもよかったんじゃないかな〜と、思ったのは私だけでしょうか?