とても奥が深く,大人が読んで色々考えさせられる絵本です。
ゆらゆら君とまっすぐ君という隣同士に住む二人の男の子。
それぞれの生活環境に不安と不満を感じています。
郵便局ののっそりさんの「感じたくない気持ちを我慢する必要はない」という言葉は,よくない環境にいる子供達への救いのメッセージのように聞こえました。
その救いの言葉をどう現実にし救い出してあげるかが,私達大人の大きな課題と役目ではないでしょうか。
この絵本の中の二人の男の子は,小さな池の国の水たまり人の所に時々行くことによって救われていきます。
子供は無力です。
周りの大人達によって環境が決められてしまうといっても過言ではありません。
そんな子供達を理不尽な環境から守ってあげるのは私達大人の役目なのだと改めて考えさせられました。
まずは,自分の家庭から色々見直してみたいと思います。
たくさんの大人に読んでもらいたい絵本です!