「サラダとまほうのお店」とか「しげみむら」等の虫シリーズの絵調とは、かなり異なった絵で、色使いがとても綺麗な作品です。
今回の主人公のクマタくんは、なかなか寝ようとしないので、お母さんがあの手この手を使って説得しようとします。
パジャマが夜空にとんで、お月様のパジャマになるかも知れないよというところは、発想が素敵で一番好きな頁です。
最後には、お母さんに抱かれて寝てしまっているのですが、やはりお母さんのお話がとても楽しいですよね。
可愛い絵との相乗効果で、楽しい空想の世界に引きずり込まれてしまいました。
我家の小学校1年の次男は、宵っ張りのパターンなのでこの本を読んだら、少し考えたようです。
絵の美しさが特筆もののお勧め本です。