娘さんの小さい時分を写し取ったエッセイ風小説。
絵描きさんも大変だなぁ、とか、いせさんもお父さんの手がまったくない育児をしたクチかなぁとか、マキちゃんは今でいう障害の類の「家で話せるのに園で喋れない」だったのかなぁとか、いろいろ考えながら読んだ。
マキちゃんが、素敵な職業に就いて嬉しいな。
なぜ☆3かというと、マキちゃんへの観察眼が鋭すぎるから。
お母さんの立場になって見たわけでもなく描写されていて、でも途中からお母さんの気持ちもすごく書かれていて、どっちが主人公?どっちに入って読もう?と迷ってしまった。
マキちゃんの気持ちがスッと入ってこなかったん。