おともだちが水たまりで遊んでいても
ぬれるのがきらいと言って輪に入りません。
ヘラジカはある時思うのです。
「ぼくはほんとうにこのままでいいのかな」と。
そしてうらないやインターネットに頼ってみても
こたえはどこにもありません。
わからないのです。
そしてわからないなら何でもやってみようと思い旅にでます。
自分を見つめること
自分を知ろうとすること
こうありたいと思う自分と今の自分との乖離に悩むことは
子供達にとっていつかくる避けては通れない道だと思います。
そんな時にふと思い出すような存在の絵本になればいいなと
思いました。
そしてヘラジカのように
できることもできないと思っていたこともなんでもやってみようと
背中を押してくれる気がします。