私は、このシリーズのピヨピヨちゃんたちが大好きです。
けっしてお利口でなく、本当のこどもらしいところが!!
さて、この子たちは双子…じゃなくて、あれ?何匹いたっけ…
とにかく、みんなおんなじ日に生まれたきょうだいなんです。
今日はそのピヨピヨちゃんたちの誕生日。
お母さんが、注文していたケーキを受け取りにケーキ屋さんへ、みんなを連れて行きます。
ピヨピヨたちはワクワク、ショーケースに貼りついてケーキを品定め。
そして「でも やっぱり プリンだね」。
ピヨピヨたちの好物はプリンなの!?たまごたっぷりの・・・。
(作者の工藤さんのちょっぴりブラックなユーモアが、大人にも楽しくて好きです)
結局、お母さんが買ったのはプリンじゃなくて、
「じぶんでえらびたかったのに・・・」
「プリンがよかったのに…」
と、すねて文句を言いながら帰る子供たち。こんなこと、あるある。
でも、お母さんはちゃんと子どもたちの好きなプリン、用意してくれてるんです!
大喜びのピヨピヨたち。よかったね。
どこの家庭でも子どもの誕生日には普通にあるような、なんてことないお話なのですが、
だからこそ、その幸せさ、たのしさを我が家のような身近さで感じることができるのかもしれません。
ケーキ屋さんやおもちゃ屋さんのお店の細かい描き込みも、かわいくておもしろくて、隅々まで見たくなります。
子ども達と、改めてゆっくり楽しみたいと思います。