久しぶりに、父ちゃんが子どもたちに読んでくれた絵本です。
地獄のえんま様のこわーい顔の表紙。
次女が怖がるかと思いきや、ゲラゲラ大爆笑のお話でした。
「・・・おっかさん」
いきなり、いないはず(最初に生まれ、最初に亡くなったから)のおっかさんを、恋しがって泣いてるえんま様のところに、つれてこられた老婆。
えんま様の描く、おっかさんのイメージにそっくりだったから、何とか地獄に落とさずに助けてやりたいと思いますが・・・???
老婆のしゃあしゃあと言う、数々のうそ!
地獄に落ちた姿を想像し、青ざめるえんま様。
なんとも言えない、コントラストが楽しめます。
へえ、だから、うそつきのことを『二枚舌』なんていうわけね。
妙に納得できて、意外なラストシーンに笑みがこぼれます。
4才の次女でも充分楽しんでましたが、隠された言葉の意味やおかしさが、本格的に理解できるのは、小学校中学年くらいからでしょうか?!