木版画の子供自身では選んでこないような絵本ですが、
是非たくさんの子供達に読んであげてほしいと思います。
絵も文も素晴らしいです。
みんなのために戦って、かた足になってしまった
だちょうのエルフは生活が不自由になり、
餌を食べることもままならず・・・
はじめは助けていた仲間達も自分達のことで精一杯で、
次第にエルフのことを忘れていってしまいます。
私ならひねくれてしまいそうですが・・・
自分のことばかり考えているような人達が多い時代に
こんな強い心を持つことのすばらしさを知ってもらいたいと
思いました。
読み聞かせながら、自然と涙が出ました。