自分のうちにあった本ではないので、おそらく、図書館で、いち、にかい読んだだけのはずなのに、とてもインパクトが強かったので、子供のときに読んだのを憶えています。
エルフの、自分を犠牲にして、まわりの者を助けるところは、人を救うために十字架にかかったキリスト像を見る気がします。
最後にエルフが木になって、生存している動物たちに木陰を作るラストなど、どうしてそこまで、人を思いやれるんだろう、と、日ごろ子供や旦那さんにちいさなことでキャーキャーと怒っている自分が、とても恥ずかしくなります。
4歳の長女にはまだ早いかな?と思いましたが、また読んで!ともってきたところをみると、彼女もエルフの、愛、優しさ、たくましさに触れられたようです。