6歳の息子が宇宙にはまり、
ここ数か月で様々な宇宙関連の本を読んでいます。
この本は、大量に読んできたなかで、
特におすすめの1冊です。
2003年に打ちあげられた小惑星探査機「はやぶさ」。
2010年に帰還するまでの7年間の記録を、
写真と、CG、そして小学生低学年にわかりやすい文章で説明しています。
様々な機器の故障やアクシデントを乗り越えて、
なんとか「イトカワ」からのサンプルを入れたカプセルを地球に持ち帰ることに成功しました。
児童書ですが、宇宙の知識に乏しい私のような母親にも、
ちょうどよい内容で、子どもと一緒にはやぶさについて勉強できました。
最後にはやぶさが送った地球の写真や燃えつきてしまうシーンでは涙が出てしまうほどでした。
帰還当時、日本中が熱狂し、ニュースや映画でたびたび取り上げられていた理由が、この本でやっとわかりました。