出版された時から気になっていたのですが、読もうと思っているうちに課題図書に選定されていました。
試しに息子に読み聞かせてみたら「難しい」と言われてしまい、もう少し大きい子向けだったかな?と。
地震の正体は?余震は?などがわかりやすく書かれていると思います。
この本を書かれ大木さんがなぜ地震学を勉強とされようとしたかといううこと、地震のメッセンジャーになろうと思われたところなどは、読んでいて思いが伝わってきてうるっとしてきました。
確かに専門的なことは専門家だけがわかっている場合が多いです。
こんな風に一般の人、子どもたちにわかりやすく伝えようとする努力は何にでも必要なことだなあと思いました。
ただ、地震で受けた傷が大きいお子さんにはまだ勧めるのは私もできませんが、大人が備えとして読んでおいて、必要なことを子どもたちに伝えるのにも参考になる本だと思います。