出版されたのはかなり古いです。第1刷が昭和52年(1977年)って、書いてあります。
「絵本のせかい」というポプラ社のシリーズから出ています。
始めにひいおじいさん、おじいさんお父さん、赤ちゃんときたので、家族つながりで24人分行くかと思ったら、途中で趣向が変わりました。
谷川さんならではの「わらう人」の一瞬を、堀内さんが上手に描いてくれています。
個人的にはここが好きです。
「このひとは なきたいときに さかだちしてわらうのです あたまがいいですね」のところ!
なるほどと、思いました。
「わらう人」たちが紹介されているのに、最後がとてもさみしかったです。