2011年のイギリスの作品。
主人公は、7匹の動物。
ハムスターかモルモットのような生き物です。
それが、穴の中で眠っていたのですが、だんだん大きくなって、穴からはみ出してしまいます。
その穴の家は、スプリングベッド。
辺りを見回すと、そこは廃棄物処理場のようです。
7匹の仲間は、家探しに出かけるのですが、暗いのが好きらしく、それぞれが頭に何かを被って行動します。
なので、付近の様子が良く分からないという設定が◎。
海だと思ったり、地の果てだと思ったり、砂漠だと思ったりと、その意外性が実に楽しいものです。
仲間を犬から助けるのに、みんなで力を合わせるまでは良かったのですが、最後のオチは、一寸飛躍し過ぎな感があります。
結局、穴というキーワードには忠実だったものの、それって、最初の設定から外れているからです。
「井の中蛙、大海を知らず」ということを表現したかったのか?分かりかねますが、あまりにも意外なエンディングでした。
途中までの展開は、とても良かったので、一寸残念です。