おにぎり大好きな鬼3人。
にんげんにおいしい鬼を食べさせようと山を下りてくるも怖がる人間たちは逃げてしまいます。
でも逃げたのが前触れなしに行ったからだと思った鬼たちは、翌日はお知らせしてから山を下ります。
今度は自分たちにツノがあるから逃げられたんだと、また違う手を考えて再チャレンジ。
そんな勘違い連発の鬼たちが滑稽でたまりません、でもにんげんたちにおいしいおにぎりを食べさせたいという鬼のやさしさが何ともいえません。
8歳の息子も「え〜?そうくる〜?」と楽しそうに突っ込みながら聞いてくれました。
遠目にみてもはっきりとわかる絵なので、読み聞かせにも向いていると思います。
それにしても鬼たちが自信を持って作るあのオニギリ、食べてみたいものです。