高畠さんの表紙絵はものすごくSFチックで、パッと見たときはアメリカの作家さんの絵本かと思いました。
馬の顔をした埴輪のような姿の宇宙人《ゼロイチ》先生はなかなか面白かったです。
ストーリーはなんとなく先の読める感じでしたが、小学校の雰囲気や時間割などがよく見えたし、
「さんすう」という教科が日常のどんなことに関わってくるのかも、伝わってきて面白かったです。
この作品で《ゼロイチ》先生が入り込んできたのは1年生の教室でしたが、
このストーリーでは1年生にはちょっと難しそうなので、できたら2年生以上〜小学校の高学年のお子さんたちにお薦めします。