息子の宿題に読ませた絵本で福島原発のお話です。
小学2年生にはちょっと内容が難しく、重たいと思いましたが、
大変なことが起こって、今もまだ起こっていることを知ってもらいたいと。
息子は意味がわからず「ばくだん」に惹かれて読んでました。
原発のおかげで良い暮らしをさせてもらっていた私が言うのもなんですが、本当に≪えらいひと≫はいい加減で自分勝手!!
地元の人たちに申し訳ないと思えてきました。
祖母は戦争経験者で見えるばくだんから逃れて疎開しました。
放射能は見えないばくだん・・・確かにそうですね。
私たちも地震直後は見えないばくだんに怯えてました。
年数が経つごとに風化されてきていますが、まだ見えないばくだんがなくなって安全になったわけではないし、
これからどんな被害が出てくるのかわかりません。
数年後、絵本のように誰かに聞かれることがあるかもしれません。
とても重たい内容ですが、読み聞かせに読んであげられたら良いなと思う絵本でした。
当時、幼稚園入園間近だった息子は絵本を読んでも意味があまりわかっていないようだったので、地震と原発のことだと教えてあげました。
わかってくれたかどうかは不明ですが、本当のお話なので何か感じてくれればなと思ってます。