お正月前後の風習が子どもたちにもわかるように描かれています。
「煤払い」の意味、「鏡モチ」を置く場所、「おせち料理」に入っている具の名前や意味なども書いてあります。
今どきの家には障子がついていることも少ないし、「床の間」もあまり見ない気がします。
(実は我が家に至っては、部屋が狭く物が置けないため「床の間に箪笥を置いてしまっているので、うちの子たちは我が家に床の間があるなんて知らないんですよ)
季節の絵本は、今はあまり実感として知ることのできない日本らしさを知ることができることもあります。
特に季節に合わせた折々の風習は、大切に伝えていきたいものです。
実体験をすることがなかなか難しくなってきた今の日本の子どもたちに、その季節に合ったお話を届けてあげるのも大切だなと、感じています。