久しぶりに子どもたち二人そろってるときに読んでみました。
聞いているうちに上の子が「わかる〜ぅ」って。
下の子は聞いているのかいないのか、「ふ〜ん」みたいな顔していました。
最初のうち、「かいじゅう飼ってるんだすご〜い」と、すっかり作者の思うつぼにはまってしまいましたが、読んでいるうちにかいじゅう″の正体に気づきました。
面白いことに我が家でも下の子が1〜2歳くらいの時、
あんまり自由気ままで家族みんなが被害(?と書くと怒るかも)を被っていたので、「かいじゅう」と呼んでいた時期がありました。
きょうだいの上の子たちは、誰しも下の子の”かいじゅう″時代を経験しています。
この絵本のなかで、ジャックのかいじゅうに対する憤りも、上の子たちには共感できそうです。
下のお子さんたちがお昼寝中などのちょっとした時間帯に、上のお子さんたちにこの絵本を読んでみてはいかがですか?
特に、歳の離れたお兄ちゃん・お姉ちゃんは「物わかりがよくて当たり前。小さい子みたいにわがまま言わないわよね?」なんて決めつけているお母さんたちにぜひ、読んであげてもらいたいです。