子ども10人、先生ひとり、おへやがひとつの山のようちえん。
今日はみんなで遠足です。
こぎつねキッコもついていきます。もちろん、子どもたちには見つからないように…
でも、あんまり夢中になると見つかっちゃうよ。ハラハラしながら読んでいたのですが、子どもたちは、
だって、だってのきつねのこ
見いつけられて つかまって
かあさんこいしと呼んだって
という歌を歌っています。
これって、もしかして?
ひとりひとりの子どもたちの特性もしっかり現れていて、その動きをたどってみるのもなかなか面白いところです。キッコと子どもたちとのあたたかな心のやりとりが、充分に伝わってきました。