部屋に置いておいたこの絵本をひとりで読んだ後すぐに、娘は
ピアノを弾き始めました。きっと「だいすきなわたしのピアノ」と
いう気分になったのだと思います。よかったなあ。
そうして、まだ読んでいなかった私は夜眠る前に、娘と共に
読みました。
以前読んだ、『ちいさいいすのはなし』みたいだなあと思いました。
途中からの展開も「もしかしてそうなるのでは?」と想像した通りに
進んでいき・・似たような物語って、どうしても先に読んだものの
方が印象が強烈になりがちなので、この絵本はどうかな??と思って
いたのですが・・
読み終える頃には思わず涙ぐみそうになってしまった私です。
きっと今現在の娘の様子と、ピアノに「メロディ」と名付けたおんなのこ
の様子が重なってしまったからだと思います。ピアノの気持ちよりも
おんなのこがすくすく大きくなってピアノからは離れていって
しまって・・という様をもう思い浮かべてしまったのです。
ピアノもそうですが、今この瞬間、娘が毎日一生懸命練習している
姿も大事にしたいなあと思いました。