「クマさんとヤマネくん」シリーズが有名なふくざわ ゆみこさんの作品です。
表紙が奇麗なので読んでみました。
コノハチョウがオニになって、隠れた虫たちをさがすという物語なのですが、何ともその擬態が見事です。
最終ページには、丁寧に虫たちが隠れた場所も表示してあり、虫たちの生態に興味を抱かせることでしょう。
教育TVとかでも見たことがありますが、擬態ができる虫たちがこんなにいると壮観ですね。
その擬態をふくざわさんが、それは上手に描いていて、大人でも中々見つけられない位です。
しかも、デフォルメの仕方が、実物とアニメの丁度良いバランスのところでおさえてあるので、子供にとってたまらない作品になっています。
最後のオチも楽しめるので、この夏休みにオススメの作品です。