こいぬのころわんのおはなし。
ころわんは、お友だちのちょろわん、ちろわんと一緒に散歩中、
いろいろな「かっこいい姿」の大人の犬に出会うのです。
番犬だったり、飼い主の荷物を持ったり、帽子を拾ってあげたり・・・。
強そうな大人は、やはり迫力があって、ころわんはドキドキなのです。
でも、その姿への憧れは、ころわんの行動にもすぐ現れ、
ころわんも、思わず、そういう行動をとるのですね。
転がってきたボールを胸で受け止めるって、まるでサッカーのトラップのようで、
これはなかなか勇気もいることなので、すごい!と思いました。
かっこいい行動の大人に感動する、というのは、子どもにとっても大切だけに、
実に見事なストーリーだと思いました。